J2の大分トリニータが、本家をも凌駕するマスコットキャラクターのぬいぐるみを生み出した。そのあまりの巨大さに、目にした人々からは戦慄の声が上がっている。
Jリーグの各クラブはマスコットキャラクターを設定している。Jリーグによるマスコット総選挙も行われるなど、愛くるしいキャラたちは幅広い層の人々から人気を博している。
大分のマスコットは、カメをモチーフとした『ニータン』。かつてリーグカップした時期には、土台となった堅守が「カメナチオ」と呼ばれる基となど、他クラブのファンも含めて広く浸透しているキャラクターだ。
そのニータンが、一気に巨大化した。新たに『メガニータン』が生まれたのだ。
トリニータを運営する株式会社大分フットボールクラブは昨年、クラウドファンディングを実施した。残り10日あまりとなった時点で、同社は切り札を持ち出した。「等身大!?」と紹介しつつ、メガニータンを返礼品として登場させたのだ。
50万円の寄付に対する返礼品だったが、まさかの完売。目標の1億円到達への大きな後押しとなった。
そのメガニータンが、ついに寄付者に届いた。寄付者のひとりである現地テレビ局の大分放送には、19日に到着。ニータン本人(?)が自ら開封するなどして、感謝の気持ちを伝えた。
当初のイラストでは、本家同様にかわいらしく描かれていたメガニータンだが、実物は違った。そのサイズは、本家を越えているのだ。
イラストでは、高さは150センチと紹介されているが、それは座った格好での座高のもの。自力で立たせることはできないものの、頭からつま先までを比べれば、開封に訪れたニータンを越えている。
同局の河野真歩アナウンサーは「巨大ニータン、持ち上げてみた笑」と、自身のツイッター公式アカウントでメガニータンを背負った写真を投稿。大きさがよく分かる一枚に、驚きの声が上がった。