■家長のまさかの行動

 なかなか体をボールに寄せられず、家長も苦笑いを浮かべる。終盤には尻を当てるようにするなど、手が出ない様子。

 年齢が一回り以上も下の後輩に苦労させられていたが、最後はさすがベテランという妙味を見せた。カウントダウンが進む中、なんと近づいてきた他のペアが奪い合っているボールを横から奪取。その様子には、「そっち取っちゃうの?」「まさかのオチわろた」「お茶目なアキさん イイ」と、ファンも喜びの声を上げていた。

 永長はプロ1年目だった昨季、リーグ戦とルヴァンカップでは出場機会がなかったものの、天皇杯2回戦でプロデビューを果たすとゴールも決めた。家長は2022年のJ1でキャリアハイの12ゴールを記録。今シーズンも変わることなく、チームの勝利につながる自身の成長を追い求め続ける。

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