鹿島アントラーズは11日、毎年恒例の「メディアデー」として選手たちの写真撮影などを行った。新戦力も赤いユニフォームに身を包んで写真に収まっていたが、SNSでの投稿も手伝って藤井智也の好感度が上昇しているようだ。
Jリーグ屈指の名門ながら、タイトルから離れて久しい。鹿島は現在、過渡期にあるが、覇権を奪回すべく、2023年シーズンに向けて積極的に補強も進めている。
中でも期待がかかる一人が、藤井だろう。立命館大学在学中の2020年に、加入が内定していたサンフレッチェ広島でルヴァンカップに出場。2021年に正式に入団すると、すぐさま主力に定着した。そのスピード豊かなプレーで2022年シーズンも広島の3位躍進に貢献すると、鹿島からの誘いを受けた。
鹿島はSNSで、メディアデーの様子を公開。フォトセッションの舞台裏などを明かしていた。撮影の合間には、新戦力へのインタビューも敢行。もちろん、藤井も口を開いていた。新しいユニフォームを着た藤井は、やはり緊張を隠せない。
「すごく歴史あるクラブのエンブレムなので、とてもこのエンブレムを背負うことに責任を感じていますし、このチームでより頑張っていきたいなと思いました」
もともと赤が好きだったと言い、「赤色はすごく格好いいなと思いますけど、単純な赤じゃなくてボーダーみたいな、それがすごく気に入っています」と、新天地との相性の良さをうかがわせていた。