北海道コンサドーレ札幌は、キャンプへと向かうチームの様子をSNSで公開した。加入したばかりの新戦力DFは、北海道の洗礼に驚きの表情を見せていた。
北海道は10日、大雪に見舞われた。札幌市郊外では午前10時までの12時間で42cmの積雪があるなど、交通など生活のさまざまな場面への影響が懸念されている。
今シーズンから移籍加入して札幌の一員として戦うDF馬場晴也にとっては、北海道の洗礼と言ってもいいだろう。数えきれないほどのプロ選手と名手を輩出してきた東京ヴェルディのアカデミーで育ち、U-16から日本代表に名を連ね続けてきたDFにとっても、この大雪は大敵であるはずだ。クラブは9日、沖縄キャンプへ向かう選手たちの様子をツイッター公式アカウントで公開したが、動画に収められた馬場の表情はこわばっていると言っていいものだった。
「馬場選手は雪の多さにビックリしていました」と紹介された動画で、21歳のDFはやや眉間にしわを寄せている。キャンプに向けては「早くチームになじみます」と決意を語ったが、その吐く息は白く、きれいにまとめられた髪にも雪がかかっている。世界中を真っ白に染める雪について聞かれると、「寒いです。無理です、もう。早く沖縄に行きたいです」と、白い歯を見せながら本音を語っていた。
この動画に、ファンも興味津々だ。
「なんか雪がお似合いなんだけど」
「雪の中にいるとスノボやってる人っぽく見える」
「かんろくありすぎ」
「本当に21歳か?」
「21歳に見えない めちゃくちゃセクシー」
「雪が降っても傘もささず、フード被ってしのごうとするようになったら、立派なほかいどーの人になれるよ」
同僚となった中島大嘉も、「まだまだ甘いなせーやさん」と、1歳年下ながら北海道暮らしの先輩らしくコメントを寄せていた。