「シルバ×久保の組み合わせ最高やな」サッカー日本代表・久保建英が37歳の元スペイン代表MFのゴールを「左足パスで”ほぼアシスト”」! 先制ゴールをお膳立てし、リーグ・アルメリア戦勝利に貢献!の画像
サッカー日本代表・久保建英 撮影:中地拓也

 現地時間の1月8日、ラ・リーガ第16節が行われ、サッカー日本代表久保建英が所属するレアル・ソシエダがアルメリアと対戦した。

 1月4日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)のログロニェス戦を違和感を訴えて欠場していた久保だったが、この試合には先発。4-4-2の2トップの一角で先発した。

 公式戦2試合ぶりの出場となった久保は、前半から積極的なプレーを見せる。前半13分には、相手GKが右サイドの選手に渡そうとして蹴った低いボールをカット。そのままドリブルを開始すると、ペナルティエリアに侵入するや左足で思い切りシュート。ソシエダから見て左から蹴った鋭いボールに相手GKは触れることはできなかったものの、ボールは枠を捉えることができず、ギリギリ右にそれてしまう。

 さらに前半32分にも味方選手が相手GKのゴールキックをカットすると、右にいた久保に展開。ここでも久保がドリブルで仕掛け、ペナルティエリア内で縦に勝負すると、角度がない所から右足でシュート。強烈な一撃は相手GKに防がれ、ここも得点には至らなかった。

 前半をスコアレスで折り返したが、後半3分、先制ゴールを久保がお膳立てする。右サイドで元スペイン代表ダビド・シルバがボールを持つと、最終ラインと駆け引きをしていた久保の裏を狙ったスルーパスが出される。これに見事に反応した日本代表は、ボールをコントロールして持ち直すと、中に入ってきたシルバ目掛けて左足のグラウンダーパスを送る。これは相手DFの足に当たってしまうものの、それをシルバがうまく収めて右足でシュート。この日が37歳の誕生日である元スペイン代表が、バースデーゴールを決めたのだ。

 このゴールは当初、久保がオフサイドと判定されたものの、VARを経たうえで認められた。さらに、相手の足に当たったことでアシストかどうかが問題とり、一時、アシストと認められたかに思われたが、その後、ラ・リーガはこれを「公式記録は判定待ち」に変更している。

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