サッカー日本代表・田中碧がついにチームに合流した。カタールワールドカップでサムライブルーが敗退後に日本に帰国していたが、リーグ戦再会に向けて始動したようだ。
日本時間の1月6日、クラブの公式ツイッターが田中がドイツに戻ってきたことを報告したことはすでに本サイトでも報じていたが、さらに、チームにも合流した様子を動画で伝えている。練習場の建物内と見られる廊下を歩く田中は、次々とチームメイトとあいさつ。手を叩き、そしてハグをして、再会を喜んだ。
そして当然、監督ともあいさつを交わしたのだが、そこで、ある“事件”が発生した。ダニエル・ティウネ監督とカメラの前で会話をするのだが、笑顔で話し終えると、指揮官は田中の左腕を強めに叩く。そしてもう1発、パンと叩く。“じゃあ、またな”といったニュアンスの、いわばタッチなのだが、見ているだけでもそれはかなり強めだ。
まさかのストロングスタイル対応に、思わず田中碧は腕を構えてのファイティングポーズを取ったのだ。その瞬間、指揮官もすぐに構える。合流直後の選手と指揮官の一触即発――かと思われたが、もちろんこれはその場のジョーク。2人の関係性の良さを物語る場面だった。