ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫が再開後初の公式戦で絶妙なパスでチャンスを作った。
■再開後初戦で途中出場
EFLカップ(リーグ杯)ラウンド16、チャールトン(イングランド3部)対ブライトンが現地時間12月21日に行われた。試合は90分間で決着がつかず、0−0で突入したPK戦の末にブライトンが敗れている。
三笘はカタールワールドカップによる中断明け後の最初の公式戦でベンチスタート。フリオ・エンシソとの交代で後半から途中出場した。
日本代表MFが魅せたのは後半34分、ペナルティアーク手前でボールを受けたエバン・ファーガソンからのパスをエリア手前左の位置で受けた三笘は、ボールをキープしながらエリア左に侵入。オーバーラップしたエクアドル代表DFペルビス・エストゥピニャンに縦方向にパスを供給する。そのエストゥピニャンはゴールライン近くの深い位置から左足でグラウンダーのパスをゴール前に送るが、中央に入ってきたファーガソンに合わず、ボールはファーサイドに流れてしまった。
三笘が絶妙なパスでチャンスを創出するも得点に繋げることができなかったこのシーンを、『DAZN』が公開。7万8000回以上の再生回数を記録し、日本のファンからコメントが寄せられた。
「三笘さんとエストゥピニャンのコンビが好きだ!!!伸びしろしかない!!」
「え、もうリーグ再開してんの?!」
「こういうのを代表でも見たかったな、キープしている三笘を追い抜く動きを」
さらには「デルピエロゾーンというものがあったが、ミトマゾーンなんて呼ぶのも面白いかもね」といったコメントも。W杯ドイツ戦での同点弾は、似たような位置から三笘薫が出した南野拓実へのパスが起点となったもの。また、これまで数々のゴールを生んできた場所でもあるだけに、こうした声が出たのも自然なことだろう。