サッカー日本代表FW浅野拓磨が早くもチームに復帰した。ブンデスリーガに所属するボーフの公式ツイッターが、浅野がチームの練習着を着て練習場のピッチでボールを蹴る姿を公開している。
カタールワールドカップで世界的名手であるGKマヌエル・ノイアーから決勝弾を奪い、日本代表のドイツ撃破を導いたストライカーは、チーム解散後、ドイツに向かった。国内組や一部の海外組選手が12月7日に成田空港から日本に帰国したが、浅野の視線はすでに中断明けのブンデスリーガに向いているのだ。
今季からボーフムに所属する浅野は、ブンデスリーガ開幕戦のマインツ戦にフル出場すると6試合連続で出場。先発の座を勝ち取っていたが、第6節のシャルケ戦で出場わずか4分で負傷交代。その後、長期離脱を余儀なくされていた。
それでも、治療が間に合って日本代表のW杯メンバー26人に選出されると、本大会の初戦で劇的な決勝ゴールを奪取。ドイツ代表から白星を奪う立役者となっていた。この大会で浅野は4試合に出場。チームとしては、クロアチア戦でPK戦の末に敗退したことで、日本代表は現地で解散していた。