日本代表戦でヒーローとなったクロアチア代表GKドミニク・リヴァコビッチが、ワールドカップの歴史に名を刻んだ。
■史上3人目の快挙
カタールW杯決勝トーナメント1回戦、日本代表vsクロアチア代表が12月5日に行われた。PK戦にまでもつれ込んだ死闘を制したのはクロアチアだった。
この試合でクロアチアを救ったのは守護神のリヴァコビッチ。前田大然には先制ゴールを許すも、延長前半に三笘薫がカウンターから放ったシュートをストップするなど、幾度かチームのピンチを防いだ。
そしてPK戦では1人目の南野拓実、2人目の三笘、4人目の吉田麻也のPKをストップ。3本を止める大活躍で勝利に貢献した。加えて国際サッカー連盟(FIFA)によるマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出されている。
英メディア『Squawka』によると、W杯のPK戦において、3本のストップはリヴァコビッチが史上3人目だという。1人目は2006年のドイツW杯準々決勝イングランド代表戦での元ポルトガル代表GKリカルド・ペレイラ。2人目は2018年ロシアW杯決勝T1回戦、デンマーク代表戦での元クロアチア代表GKダニエル・スバシッチだ。