■「できるだけ早くＪ１に上がってほしい」
日本が対戦したドイツやスペインには素晴らしい守護神がいる。「ノイアーとか他の国のGKをたくさん見れたし、そういうGKたちがどういう部分が秀でているかとか勉強になった」と、ベンチからであっても、自身の成長につなげることを忘れなかった。
こうしたＧＫを見て感じたのは、「安心感がありますよね。チームが信頼してるんだろうなと。特にノイアーは、あれだけ経験していればそういう空気が出るのも間違いないんですけど」。そして、スペイン代表のウナイ・シモンに対しては、「自信をもってビルドアップをやっていた」と振り返る。
古巣のベガルタ仙台への気持ちも変わらない。今季からＪ２に降格し、来季もこのカテゴリーで戦うことが決まっているが、「ずっと応援していますよ。できるだけ早くＪ１に上がってほしいし、もっとチームとして大きくなってほしいんで。何より地元だし、本当に頑張ってほしいです」と、カタールからエールを送った。
杜の都から巣立ったシュミットが、４年後に世界中を照らす覚悟はできている。
