話題を呼んだ判定について、国際サッカー連盟(FIFA)が公式声明を発表した。
■公式映像を公開
FIFAの公式ツイッターは、日本時間12月3日に2つの動画を続けて投稿した。
1つ目の動画は、12月1日に行われたカタールワールドカップ(W杯)グループE第3戦、日本代表vsスペイン代表での1シーン。この試合で日本が決めた2点目の、三笘薫によるラストパスの場面だ。三笘がボールに触れたとき、ボールがゴールラインを割っているかどうか微妙なところだったが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による確認の結果ライン上に残っていたとの判定が下され、ゴールが認められていた。
だが、この判定について、世界中のサッカーファンやメディアが論争。ボールはライン外に出ていたのでは、という意見も多数寄せられていた。
そんな中でFIFAは、ゴールラインカメラが捉えた映像を公開。「スペインに2-1で勝利した日本の2ゴール目は、ボールがアウトオブプレーになったかどうか、VARによって確認された。ビデオマッチオフィシャルは、ゴールラインカメラを使ってボールが部分的に残っているかどうかをチェックした」というテキストとともに映像をアップしている。その動画では、三笘がクロスを上げたシーンをゴールラインのほとんど真上から見ることができる。