■11月27日/カタールW杯 グループE第2戦 日本代表 0ー1 コスタリカ代表(アハマド・ビン・アリスタジアム)
日本代表に、コスタリカ代表の守護神ケイロル・ナバスが立ちはだかった。パリ・サンジェルマンGKが守るゴールマウスを最後までこじ開けられず、チームは黒星を喫している。
日本は何度か決定機を作ったが、結局最後のところでゴールを奪えない。コスタリカのDF陣、そして、1番後ろに構えている世界的GKが日本の攻撃を何度も跳ね返した。
後半開始早々、日本らしいパスワークから、最後は守田英正が滑りながら左足のシュートを放つ。ボールはゴール右の良いコースに飛んだが、ナバスが弾いて失点を防いだ。この試合で最初のチャンスらしいチャンスだったが、やはり世界最高峰のクラブでプレーするGKの壁は高い。
そして日本の最大の決定機が、後半43分のシーンだ。左サイドで三笘薫がボールを受けると、相手との1対1を制してペナルティエリア内に侵入。マイナスのパスを送り、鎌田大地がダイレクトシュートを放つ。しかし、ナバスが右足1本でこのシュートをセーブ。直後に日本の選手が押し込もうとするが、最後はナバスがキャッチして凌いだ。
試合後、「スペインはナバスからどうやって7点も取ったんだよ」や「ナバスが異次元」といったコメントがSNSで寄せられ、日本のサポーターも脱帽する事態となっている。