■決めきれない日本

 W杯アジア最終予選で、日本は、引いて守る格下のベトナム代表相手に2試合でわずか2点しか取れず。また、オマーン戦では2試合で1点のみ。5バックを敷いて守るチームや、守備に定評のあるチームから安定してゴールを奪うことができていない状況だ。今回も5-4-1を形成するコスタリカの牙城を最後まで崩せなかった。

 コスタリカのシュート数が4本だったのに対して、『WhoScored』の集計では日本のシュートは13本。シュート本数ではるかに上回っているのに、枠内へは3本しか飛ばせず、ゴールを奪いきれなかった。もちろん無得点の原因は他にもたくさんあるが、決定力不足やラスト30mでの精度もその1つだと言える。

 森保ジャパンのグループステージ最後の相手は、コスタリカから7得点を奪ったスペイン代表。決勝トーナメント進出へ向けて、もう1度強豪相手の勝利が欲しいところだ。

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