■半自動オフサイドも炸裂
開始早々からのまさかの出来事が起こった今大会だが、開幕戦でいきなりW杯初導入の「半自動オフサイドテクノロジー」が炸裂した。前半2分38秒にエクアドルのエネル・バレンシアがヘディングでゴール。しかし、スタジアムに設置された12台の高性能カメラが選手を追跡したうえでAIを応用して判定するこの技術で、ゴールは取り消しととなった。
試合開始早々からのこの展開には「開幕から数分で早くも沢山のネタを提供してくれるカタールW杯」や「立ち上がり5分で困惑しかないW杯開幕戦」などキックオフ前のカウントダウン無視も含めて話題となった。なお、試合は前半16分と同31分のバレンシアの2ゴールでエクアドルが開幕戦勝利を飾っている。
ついに開幕したカタールW杯。12月19日までの約1か月間の熱い戦いが始まった。