カタールワールドカップで日本代表と同じグループEに所属し、12月1日に対戦する予定のスペインのサッカー連盟が、“サプライズ訪問”があった様子を公式ツイッターで伝えた。
11月25日に連盟が公開したのは、カタール国内に置く同国の練習拠点をアンドレス・イニエスタが訪れた際の動画だ。イニエスタは、元スペイン代表として131試合に出場し、さらに、同国にW杯初優勝をもたらしたゴールを決めるなど同国の絶対的なレジェンド。現在はヴィッセル神戸に所属し、母国から離れているが、4年に1度の大舞台とあって、激励しにきたようだ。
イニエスタは家族と共に訪問し、元チームメイトたちと次々と再会。ピッチ上でハグをするなどして、旧交を温めていた。
その中で、特別な感情を持ってイニエスタに会ったのがペドリだ。弱冠20歳ながら、カタールワールドカップのメンバーに招集された逸材は、バルセロナに所属。下部組織から昇格したこのMFの背番号は「8」で、イニエスタが長らく背負ってきた番号を受け継ぐ“後継者”なのだ。
実はペドリ自身、イニエスタが憧れの人物で、髪形まで真似るほどだった。スペインサッカー連盟も、「ついにペドリは彼のアイドルに会うことができました!!」とコメントしている。