１１月２５日、サッカー日本代表は２７日に行われるカタールワールドカップ第２戦コスタリカ戦に向けてドーハ市内で練習を行った。その後、三笘薫が取材に応じた。
初戦のドイツ戦では世界を驚かせる逆転劇を演じた日本代表。その同点弾を演出したのが、三笘薫の南野拓実へのスルーパスだった。自身の最大の特徴であるドリブルとは違った強みで、サムライブルーに歓喜をもたらしてみせた。
そのドイツとは違った戦い方をしてくるのがコスタリカで、守備を重視した戦い方に特徴のあるチームだ。三笘自身も「守備のチームなので」と認識したうえで、だからこそ、「１点入った時にメンタル的に落ちやすいかなというのがあると思う」と分析した。実際、初戦のスペイン戦では０－７で大敗。これ以上、後がないだけに、「相手（＝コスタリカ）も出てくると思うので、スペースができて動きやすい、戦いやすいと思うけど、１点やられてきた時の“固め”はすごいチームだと思うので、慎重に入らないといけないと思います」と、先制ゴールを許さない重要性を説いた。
初戦のドイツ戦は、三笘にとって初めてのＷ杯の試合だった。しかし、相手DFの動きを冷静に見極めながらプレーしていたことを明かしており、それは、コスタリカ相手にも変わらない。２７日の試合に向けて、試合のイメージを固めているのだ。
