日本代表との国際親善試合でPKを決めたカナダ代表FWルカス・カヴァリーニに批判が集中している。
■“パネンカ”を批判
カタールワールドカップ前最後の強化試合であるカナダ代表戦に臨んだ日本代表は前半9分に相馬勇紀のゴールで先制するも、後半21分にCKから失点。その後スコアは動かず終盤へ突入する。
すると1−1で迎えた後半アディショナルタイム、山根視来がペナルティエリア内で相手を倒してしまい、カナダにPKを献上。結果的にこのPKをカヴァリーニが決めてカナダが勝利を収めたが、このPKについて批判が集中してしまった。
カヴァリーニはチップキックでゴールを狙う「パネンカ」を選択。日本の守護神である権田修一がパンチングで弾くが、押し返きれず、ボールはそのまま後方に行ってしまいゴールに吸い込まれた。
GKの意表を突きやすい一方でシュートに勢いがなくなるというリスクも伴う蹴り方を選んだうえ、権田に止められかけたという事態に、カナダのサポーターは納得がいっていないようだ。
カナダサッカー協会(CSA)がこのPKシーンを動画で公開すると、リプライや引用リツイートでは「彼にPKを蹴らせるな」や「彼が蹴らない方がいい」など批判が相次いでいる。