ブンデスリーガのフランクフルトに所属する元日本代表MF長谷部誠が埼玉スタジアム2002に帰還し、スタンディングオベーションで迎えられた。
■浦和と対戦
ジャパンツアーで来日中のフランクフルトが11月16日、浦和レッズと対戦。昨季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)王者は2−4の敗戦を喫した。
カタールワールドカップに臨む日本代表に招集されているため、鎌田大地の帯同はなし。さらにドイツ代表MFマリオ・ゲッツェやGKケビン・トラップなども同じ理由で今回のジャパンツアーには参加していない。そのためベストメンバーではない一方で、2002年から2007年まで浦和に在籍し、今やフランクフルトでもレジェンド的な存在となった長谷部が埼スタ凱旋。スタジアムに詰めかけたサッカーファンが同選手のプレーを見届けた。
10月12日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のトッテナム戦で左ひざ内側側副靱帯を損傷していた長谷部は、リハビリを経て、この日後半28分から出場。ピッチ脇で待機している時から拍手が起こり、ピッチに足を踏み入れた瞬間には、スタンドにいるファンからスタンディングオベーションで迎え入れた。
スカパーの公式ツイッターはこの瞬間を動画で公開。「生観戦できずもテレビ越しでも勇姿を見れて嬉しい」とのコメントが寄せられた。フランクフルトの日本語公式ツイッターも「レジェンドが帰還」とこの投稿をリツイートしている。