「ムードメーカーだな」サッカー日本代表DF長友佑都が恩師・反町技術委員長の「靴磨き」で周囲を和ませる…ファンからは「代表に必要だなって実感する」の声の画像
日本代表の長友佑都(FC東京) 撮影:中地拓也

 日本代表DF長友佑都FC東京)の行動が注目されている。

■恩師の靴を磨く

 日本サッカー協会(JFA)は、公式YouTubeチャンネルにて「Team Cam vol.02」をアップ。11月17日のカナダ戦に向けてのトレーニングや選手へのインタビューなどを公開した。

 その中でも特に話題になっているのが長友のとある行動だ。

 トレーニングのあとに反町康治技術委員長が自身の靴を磨いていると、その後ろから長友が登場。同選手はすぐに道具を借りて反町技術委員長の靴を磨き始めた。

 長友の咄嗟の気遣いによって和やかな雰囲気になり、反町技術委員長も笑みを浮かべる。周囲からは「さすが北京」という声が挙がった。反町技術委員長はU-23日本代表の指揮官を務めた経験を持ち、北京五輪でもチームを指揮。当時大学生だった長友を招集しており、長友にとっては恩師に当たる存在だ。

 靴を磨いたあと、日本代表DFは「大学時代(U-23日本代表に)呼んでもらった恩師だから」と言ってスタッフたちを笑わせ、「あのとき反(そり)さんが呼んでくれなかったら居ないですよ、今」と口にしている。

 そして去り際に「恩人ですから」と反町技術委員長に語りかけると、再び笑顔になった恩師を見て「めっちゃ嬉しそう」と言い放ち、再び雰囲気を明るくした。

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