11月13日、J3第33節が行われた。現役引退を発表しており、この試合で本拠地ラストマッチを迎えたのがFC今治のDF駒野友一だ。
現在41歳の駒野は、今季限りで現役から退くことを発表していた。今治は11月20日に今季のリーグ最終戦であるヴァンラーレ八戸戦を控えているが、13日のAC長野パルセイロ戦がホーム最終戦だった。
この試合に駒野は先発出場。後半34分まで出場してピッチを去った。その試合後に行われたセレモニーでは、サンフレッチェ広島時代のチームメイトである森崎和幸氏や林卓人、そして、ジュビロ磐田などで一緒だった前田遼一さんも駆け付けて花束を贈った。かつてのチームメイトに「あなたたちがいなければ、この世界でこのような結果を残すことができませんでした。ありがとう」と謝辞を送った。
さらに、家族もピッチに登場。3人からも花束が贈られ、そして、長男が父親に向けて手紙を朗読。涙を呼ぶサプライズとなった。
最後は、号泣するレジェンドをチームメイトが胴上げ。引退する駒野のために作られたTシャツを着て、41歳のDFを労ったのだ。