■W杯へ送り出すのは1998年以来
この会見の一部を、クラブはツイッター公式アカウントにて動画で公開した。わずか8秒だが、されど8秒。町野への注目度の高さがうかがえる様子を、ファンは驚きの声を漏らすとともに、改めて背筋が伸びたようだ。
「記者の数も凄えな」
「改めてワールドカップのメンバーに入るってことは凄い事なんだなぁ」
「いってらっしゃい! にしても凄い数」
「すごい報道陣にカメラの数 改めてすごいところに選ばれたんやな」
「湘南から世界へ! W杯で輝けマチ!」
遠藤航、山根視来ら湘南育ちでW杯メンバーに名を連ねた選手はいるものの、選出時点で湘南に所属する選手がワールドカップへ出場するのは、フランス大会に出場した日本代表の中田英寿、小島伸幸、韓国代表に洪明甫を送り出した1998年以来のこととなる。それから24年の歳月では、親会社がいない市民クラブへと移行し、J2暮らしも長くなった。かつての栄光は遠い過去となり、話でしか聞いたことがないファンも多いはず。だが、それだけに新時代を感じさせるようなW杯戦士の輩出に、ファンも期待を高めている。