「メッシみたいな振りのスピード」サッカー日本代表・久保建英が開始10分の途中出場でカタールワールドカップへ好調示す! 4試合ぶりの出場が緊急投入もチャンス量産でレアル・ソシエダの勝利に貢献!の画像
サッカー日本代表・久保建英(レアル・ソシエダ) 撮影:中地拓也

■11月9日/ラ・リーガ第14節 セビージャ1ー2レアル・ソシエダ

 現地時間11月9日、ラ・リーガ第14節が行われ、サッカー日本代表久保建英が所属するレアル・ソシエダはアウェイに乗り込んでセビージャと対戦した。久保はベンチスタートした。

 10月27日に行われたELオモニア・ニコシア戦で左肩を脱臼し、戦線離脱していた久保は、カタールワールドカップを前にコンディションが不安視されていた。11月6日に行われた前節バレンシア戦ではベンチ入りするも出場機会は訪れず、これが2試合連続のベンチスタートだった。

 しかし、実戦復帰は突然訪れた。FWカルロス・フェルナンデスが負傷交代を余儀なくされたため、久保が緊急投入されたのだ。2トップの一角として、4試合ぶりの出場だった。

 この試合で久保は、攻撃面で果敢に挑んだ。前半終了間際にMFダビド・シルバへのパスでチャンスを作れば、後半にはミドルシュートを放ってゴールを脅かした。特に、後半30分には左サイドから中に切れ込んで右足でミドルシュート。細かいタッチから相手選手の間を縫うようにしてペナルティアーク付近まで持ち出してのこのシュートは、枠をわずかにとらえられなかったものの、好調を示すに十分なプレーだった。

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