11月5日、ポルトガルで日本人対決が実現した。そのカードは、スポルティングとヴィトーリア・ギマランエスの一戦だ。
スポルティングでは、カタールワールドカップのメンバーにも選ばれた守田英正が先発出場。ヴィトーリアでは小川諒也がベンチスタートだった。
試合は前半26分にヴィトーリアに退場者が出たことで、前半33分に小川が途中出場でピッチに送り込まれる。しかし、数的有利のスポルティングが流れをつかむ。小川の投入直後の前半34分にスポルティングが先制ゴールを奪うと、同40分に守田が追加点を決める。コーナーキックの流れで、右サイドから上がったクロスにファーサイドで合わせたのが日本代表MFだ。左足のダイレクトシュートで、チームに2点目をもたらした。
その守田は前半だけでお役御免。ハーフタイムでピッチを去る。その後もスポルティングの優勢は変わらず、後半10分にも加点。3-0と大きくリードして試合を終了する。守田と小川はわずか12分ほどではあったが、ポルトガルのピッチで日本人対決を実現させた。