飛行機の中で撮影された“歓喜の瞬間”が話題を呼んでいる。
■アトレティコの引き分けによって決勝T進出
今季のチャンピオンズリーグ(CL)でグループBに入っていたポルトは、第4節終了時点で2勝2分けの2位。自分たちが勝利を挙げて、3位のアトレティコ・マドリードが引き分け以下であれば決勝トーナメント進出という状況で、アウェイの第5節クラブ・ブルージュ戦に乗り込んだ。
ポルトはこの試合に4-0で勝利。同日に行われていたアトレティコ対レバークーゼンを帰りの飛行機で見守ることになった。
ポルトの命運を握るゲームは2-2で後半アディショナルタイムに突入。アトレティコが終了間際にCKを獲得するもネットを揺らすことができず、主審が試合終了の笛を吹いた。しかし、これでポルトのグループステージ突破が決まったかに思われたが、ホイッスル直後にアトレティコの選手はレバークーゼン側のハンドを主張。するとオンフィールドレビューによってアトレティコにPKが与えられる事態に。
この大事なPKをヤニック・フェレイラ・カラスコが蹴るもGKに弾かれ、こぼれ球を詰めたサウール・ニゲスのシュートはクロスバー直撃。跳ね返ったボールにヘイニウド・マンダーヴァが反応したが、これもブロックされてしまった。アトレティコは最後のビッグチャンスを決めきれず、今度こそゲームは2-2で終了。ポルトの決勝トーナメント進出が確定した。