■フンメルスも苦笑い
ドルトムントは25日、ホームでマンチェスター・シティと対戦。勝つことはできなかったが、強豪をノーゴールに抑えて勝点1を獲得している。
この試合で、「プレイヤー・オブ・ザ・マッチ」に選ばれたのが、DFのマッツ・フンメルスだった。試合後にトロフィーを受け取り、記念撮影が行われた。こうした賞は前線の選手が受けることが多いので、「どういうポーズをすればいいのかな? この賞をもらったことがないんだよ」と、少し照れている様子だった。
そこに寄ってきたのがベリンガム。物怖じする様子もなく「良かったな、兄弟!」と声をかけると、冗談交じりに少しムッとした表情のフンメルスは、「お前はこれを20回もらっているかもしれないけど、オレは初めてなんだよ!」と言い返していた。
それでも気を取り直して、記念写真に収まるフンメルス。だが、若者たちはまだ解放してくれなかった。フンメルスの傍らには、アデイェミ。撮影が終わるのを見届けると、真顔で拍手を送り、フンメルスに右手を差し出した。これには歴戦のドイツDFも、苦笑いで握手に応じるしかなかった。
この動画が公開されると、「この子たちはスペシャル」「アデイェミは王様」などとファンも大喜び。どこまで成長していくのか、末恐ろしくもあり、楽しみな選手たちだ。