ブンデスリーガは、SNSで華麗なパスワークの動画を公開した。日本代表選手も所属するドイツの中堅クラブが見せたプレーに、驚きの声が上がっている。
ブンデスリーガでは現在、バイエルン・ミュンヘンが10連覇している。昨季までのその10シーズンで、6度、2位になっているのがボルシア・ドルトムントだ。上位をこの2チームが占め、そこに他チームが挑戦するような構図ができあがっている。
だが、2強以外も侮ることはできない。今回ブンデスリーガがインスタグラム公式アカウントで公開したのは、現在は降格圏に沈んでいるクラブの動画だ。日本代表FW浅野拓磨が所属するボーフムである。ボーフムは昨季、12シーズンぶりに1部リーグに戻ってきた。2021-22シーズンは13位で終えたが、今季も苦しい戦いが続いている。
ボーフムの動画は、ドイツの底力を感じさせるようだ。自陣からほとんど1タッチのパスをつなぎ続け、ゴールにまでつなげているのだ。
プレーは自陣から始まる。相手パスのカットを初手として、縦パスとボールの落としを強弱をつけながら連続させていく。ピッチ中央から左サイドでパス交換し、最後はペナルティエリアに入れたボールを、右サイドから走り込んできた選手がゴールに突き刺した。