10月23日、横浜FCとロアッソ熊本の試合がえがお健康スタジアムで行われた。今季のJ2ラストマッチは、日本国内だけでなく世界からも注目を浴びていた。
というのも、この一戦は日本サッカー界に偉大な足跡を残した中村俊輔の現役ラストマッチだった。J2熊本は、混乱が予想されるとして当日券の販売を行わないことを事前に発表していたほどだった。
そしてこの試合に、日本代表の元10番は先発出場。腕にキャプテンマークを付けて、ピッチに送り出された。スタジアムに駆けつけた観客・サポーターは2万1508人。その最後の姿を見ようと多くの人が駆け付けた。
中村は後半15分に途中交代でピッチを去ったのだが、その際、多くの選手からハグやハイタッチで労われ、そして、万雷の拍手が送られての去り際だった。試合は4-3で横浜FCが競り勝ち、その現役生活のラストマッチに花を添えた。
14時4分にキックオフしたこの試合の終了時を狙ってと思われるが、16時2分、セルティックが公式ツイッターを更新。以下のコメントとともに、セルティック所属時代のプレー動画が投稿された。
「セルティックFCのレジェンドが今日長いプロ生活に別れを告げます 今まで多くの感動をありがとうございました、中村俊輔 本当にお疲れ様でした」