セルクル・ブルージュに所属する日本代表FW上田綺世が2得点を挙げてチームの勝利に大きく貢献した。
■移籍後初の1試合複数得点
上田は10月21日に行われたジュピラー・プロ・リーグ第14節シャルルロワ戦で先発出場。シャルルロワでは森岡亮太もスタメン入りしていた。
ホームのセルクル・ブルージュは今季初の3連勝を目指す中、上田が躍動する。前半32分、ショートコーナーの流れからレオナルド・ロペスがクロスを上げると、ペナルティエリア左でジャン・マルスランが折り返す。これをゴール前にて後ろ向きでトラップした上田は、振り向きざまに強烈なシュートを炸裂。相手GKピエール・パトロンが一歩も動けないような弾丸ショットで先制点をもたらした。
試合は1-0で折り返すと、またしても上田が結果を残した。チームは後半12分に敵陣左サイドでのスローインからリスタート。相手がヘディングし損なったボールをエリア内のゴールライン近くで受けたケビン・デンキーは、DFを背負った状態で中央にマイナスのパスを送る。ここにタイミングよく走り込んでいたのは上田。落ち着いて右足を振り抜き、見事なワンタッチシュートをゴール右に突き刺している。
その後セルクル・ブルージュは1点を返されたものの、2得点を追加して4-1で勝利。上田は移籍後初の1試合複数得点をマークして3連勝に貢献した。