Jリーグがツイッターの公式アカウントで展開する「#教えてほしいJ」。この人気企画に、指名された本人が斬新な方法で切り返している。
Jリーグはコロナ禍に見舞われた2020年、試合中止の事態にSNSを活用して大喜利を展開するなど、ファンサービスに知恵を絞った。試合が行われるようになってからも続いているものがあり、プレー動画とともに「#教えてほしいJ」とハッシュタグをつけて選手本人に解説をお願いする企画は人気を集めている。
今シーズンも同企画は続き、今週もある選手が指名された。16日のJ2第41節で先制点を決めたベガルタ仙台FW富樫敬真である。
試合はプレーオフ圏内の4位につけるロアッソ熊本に対し、仙台がプレーオフ圏内浮上を願い続ける意思の強さを体現して2-1で勝利した。開始4分で富樫が先制ゴールを決めたのだが、そのシーンにJリーグがツイッター公式アカウントで「抜け出しからシュートを放つまでどんなイメージを持っていたのでしょうか?」と問いかけた。
富樫は「ありがとうございます」と、解説を快諾。ツイッター上でプレーを解き明かしていくのだが、その手法が斬新だった。
ピッチとなったのは、白いテーブル。その上にフィギュアを並べて得点シーンを再現し、動画で解説を始めたのだ。これには「新しい!」「ケイマンらしいトリッキーな返し」と喝采が続く。
相手の陣形や、それに対する選手の動き方などを明かしていくと、「こうやって見るとみんなで作ったゴールなんだな」「真瀬がそんなに素晴らしいフリーランをしていたとは...知らなかった」とファンも感心していた。