■ベンゼマとはレアルでプレー
奇しくも時をほぼ同じくして、バロンドールの授賞式が行われた。今年の受賞者は、レアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマ。かつて、イグアインと“白い巨人”の2トップを組んだ元チームメイトだ。
イグアインは、アルゼンチンのリーベル・プレートからレアルに移籍したのが2006年のこと。以来、7シーズンにわたってレアルのユニフォームを着て得点を量産し続けた。ベンゼマがレアルに移籍してきたのが2009年で、2人は4シーズンを共に戦った。
どちらも34歳と同じ年齢で、かたや世界一の称号を手に入れ、かたや引退という重い決断を下した。まったく異なる道を歩むこととなったが、動画の再生回数は偉大なストライカーが世界に与えたインパクトと興奮の大きさを表している。