世界中を興奮させたストライカーが、また一人、ピッチを去ることとなった。元アルゼンチン代表FWでメジャーリーグサッカーのインテル・マイアミに所属しているゴンサロ・イグアインが10月17日のMLSカップのニューヨーク・シティFC戦を現役ラストマッチとしたのだ。
4-2-3-1の1トップで先発出場したイグアイン。負ければ終わりのカップ戦で前半をスコアレスで折り返すも、後半に3失点。インテル・マイアミは敗退することとなった。
その試合後、イグアインはピッチで男泣きを見せた。白い息を吐き、観客席に視線を配したストライカーはそのままひざに手を持って行くと、ただただピッチの芝に視線を送った。そしてその場にしゃがみ込むと、涙をこらえきれずに手を目元に。再び立ち上がったとき、目はやはり涙でいっぱいだった。
メジャーリーグサッカーの公式ツイッターがこの瞬間を動画で投稿すると、その再生回数は145万回を超える反響に。「素晴らしいキャリア 最後の試合を終えた感動のゴンザロ・イグアイン。」のテキストには、日本語や英語だけでなく、さまざまな言語で多くのコメントが寄せられていた。
「なぜ彼はこんなに早く引退したのだろうか。まだ良い状態に見えるのに」
「こういうのこっちまで泣きそうなるな」
「サッカーに触れる最高の選手の一人であり、多くの偉大で美しいキャリアの 1 つです」
「お疲れ様でした。 どうやっても点取れちゃうスーパーストライカーだった」
「彼はこのスポーツですべてを成し遂げた」