■友人との絆を大事に
このゴール後のパフォーマンスの意味が判明した。フランクフルト日本語版のツイッター公式アカウントが明かしたところによると、最近亡くなった親友の母に捧げたものだったという。
愛媛県出身の鎌田は中学時代からガンバ大阪のジュニアユースでプレーし、京都の東山高校へと進学。自身のツイッター公式アカウントでも、高校時代の学校の廊下らしき場所で、朝のドリブル練習を行った際の動画をアップした友人の投稿をリツイート。ヨーロッパへと渡っても、友人との絆を大事にしているようだ。フランクフルトの投稿にも、「そうだったんですね… 天に捧げるゴール。厳粛かつ尊い瞬間に思いました」とファンがコメントを残している。
フランクフルトは現在、ブンデスリーガで8位につける。自身を支えてくれる人たちのためにも、鎌田の一層の奮起を期待したい。