セルティックに所属する日本代表MF旗手怜央が先制ゴールに関与し、現地紙から最高タイの評価を得ている。
■先制ゴールに関与
スコティッシュ・プレミアシップ第10節、セント・ジョンストン対セルティックが現地時間10月8日に行われ、アウェイのセルティックが劇的勝利を飾った。セルティックでは、旗手がスタメン出場。前田大然は後半頭からの途中出場、古橋亨梧はベンチ入りも出番なしに終わった。
先制ゴールは、前半42分にセルティックに生まれた。アンソニー・ラルストンからのパスを右サイドで受けた旗手は、相手DF2人の間を通すパスをセアド・ハクサバノビッチへ送る。ハクサバノビッチはグラウンダーのクロスを中央へ送ると、ジョンストンDFアンドリュー・コンシダインが触りオウンゴールでアウェイチームが先にスコアを動かした。
そのまま試合は終盤まで推移。しかしセルティック1点リードで迎えた後半アディショナルタイム(AT)の3分、ホームチームが意地を見せる。FKからアレックス・ミッチェルが決めて土壇場でジョンストンが同点に追いつくのだ。
セルティックにとって厳しい展開となったが、最後の最後にドラマは待っていた。後半ATの5分、左サイドでセルティックがボールを奪うと、アレッサンドロ・ベルナベイからのクロスにギオルゴス・ギアクマキスがダイレクトで合わせてゴールネットを揺らした。まさに劇的決勝ゴールでセルティックが2−1の勝利を収めた。セルティックは2連勝とし、首位をキープしている。