■10月8日/明治安田生命J1第32節 横浜F・マリノス0ー2ガンバ大阪(日産)
ホームにガンバ大阪を迎えた横浜F・マリノスにとって、この試合は優勝がかかった試合だった。横浜が勝利して川崎が引き分け以下であれば、横浜の3年ぶりの優勝が決まっていた。しかし、この試合で完敗。優勝は持ち越しとなった。
今季は11勝3分と、試合開始時点では無敗を誇ったホームスタジアムでまさかの足踏みとなった。前半8分にコーナーキックから相手に折り返しを許し、最後はMFファン・アラーノに先制点を許してしまったのだ。
マリノスも決定機を迎えるが生かせず、前半を1点ビハインドで折り返す。しかし後半も得点が奪えない状況が続き、ケヴィン・マスカット監督は後半19分に3枚替えを敢行。仲川輝人、西村拓真、藤田譲瑠チマをピッチに送り込んで逆転を目指す。それでもスコアを動かせずにいると、後半31分に2枚替え。圧力を強める。
ところが交代カードをすべて切った直後の後半33分、再びセットプレーから失点。FWパトリックに追加点を奪われてしまう。そして2点のビハインドのまま、試合終了のホイッスルを聞くこととなった。
横浜FMの勝利という前提条件を達成できなかったためこの日の優勝はお預けとなったが、さらに同時刻開催の川崎フロンターレが勝利したため、勝点差は「5」に縮まった。