セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で取った行動に称賛の声があがっている。
■古橋の行動
CLグループF第3節RBライプツィヒ対セルティックが10月6日に行われた。アウェイのセルティックは1−3の敗戦を喫した。試合はクリストファー・エンクンクのゴールでセルティックが先制点を奪われるも、古橋のパスからジョタが決めて同点に追いつく。だが後半にアンドレ・シルバが2得点を奪い、ライプツィヒがセルティックに勝利を収めた。
古橋がCLで初アシストを記録したことや、セルティックで古橋、旗手怜央、前田大然の日本代表トリオがスタメンに名を連ね、CL史上初めて日本人選手3人が同時先発となったことも話題となったが、古橋の行動に称賛の声があがっている。
前半10分、ライプツィヒにアクシデントが発生。ライプツィヒGKペーテル・グラーチがビルドアップをしようとボールを繋ぐが、古橋が前線からハイプレスでプレッシャーをかける。するとグラーチはバランスを崩して右膝を負傷。プレー続行は不可能と判断され、担架で運ばれて負傷交代となってしまった。地面に座るグラーチに古橋は、しばらく寄り添っていた。
ライプツィヒの発表によると、グラーチは右膝前十字じん帯断裂と診断されたという。そのツイッター投稿にはグラーチに古橋が寄り添う姿も写し出されており、「古橋の思いやりは好きだ。素晴らしい行動」や「古橋、絶対にいい人だよね」、「古橋紳士やな」などの声があがっている。