10月4日、チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第3節でフランクフルト対トッテナムの試合が行われた。
■強力アタッカー陣を無失点に抑える
互いに1勝1分けで迎えたこのゲーム。序盤はアウェイのトッテナムが、今季改善されたセットプレーからチャンスをつくった。
すると前半28分、ライン間でソン・フンミンからパスを受けたハリー・ケインがターンして強引にシュートを放つ。しかし3バック中央に入った長谷部のマークもあり、満足のいく姿勢で足を振れず、ボールは枠の外にそれていった。
続く前半40分には、ケインからのフリックをもらったソンがペナルティエリア入り口付近からシュート。だが、これも枠外へと飛んでいきゴールには至らず。試合はスコアレスで折り返した。
迎えた後半、今度はホームチームにビッグチャンスが到来する。60分、ファイナルサードでプレッシングをかけてボールを引っかけると、エリア内にこぼれたボールに反応したのはイェスパー・リンドストローム。しかし、右足インサイドで放ったコントロールショットは枠の上に外れてしまった。
後半31分にはペナルティエリア左に切れ込んだ鎌田大地がゴールを狙ったが、これもクロスバーの上を超えて行き、得点ならず。
結局両チームとともにネットを揺らせず0-0で試合終了。それでもフランクフルトは、ケインやソン、さらにはブラジル代表FWリシャルリソンを擁するトッテナムを完封したことで話題に。特に守備の中心としてクリーンシートに貢献した長谷部には、「MVP級の活躍」や「この年齢でケインとバチバチにやっててマジで凄い」など、称賛の声が挙がっている。