マンチェスター・シティが誇るパサーとスコアラーの関係から生まれたゴールが、再び注目を浴びている。
■マンチェスター・ダービーで魅せた
シティは10月2日のプレミアリーグ第9節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。
リーグ3連覇に向けてターニングポイントとなる、今季最初のマンチェスター・ダービー。試合はシティが圧倒的な攻撃力を見せつける展開になった。
前半のうちにフィル・フォーデンとアーリング・ハーランドがそれぞれ2ゴールを決めると、両者ともに後半にも1得点ずつ追加。チームは3失点を喫したものの、得点力で上回り6-3での勝利を収めている。
この試合でシティが決めた6ゴールのうち、特に高い評価を得ているのが前半37分に決まった3得点目だ。
ケビン・デ・ブライネがジャック・グリーリッシュからパスを受けて右ハーフスペースを持ち運ぶと、ペナルティエリア手前からクロスを供給。ラファエル・ヴァランがぎりぎり触れないように、またGKダビド・デ・ヘアが飛び出せないように、絶妙なコースを突いたパスはファーサイドで待つハーランドの下へ。ノルウェー代表FWはボールがワンバウンドしたところを左足で叩き込み、ネットを揺らした。
シティの公式ツイッターは、この創造性あふれるアシストとハーランドのワンタッチシュートから生まれたゴールをピッチ目線から撮った動画で公開。グリーリッシュのパス、デ・ブライネの精密なクロス、そしてハーランドによるゴールまでの流れを、臨場感あふれるアングルで楽しめるようになっている。
ファンからは「なんて美しいビデオだ」や「アメージング」といった称賛の言葉が送られた。