繊細ながらも大胆に――。日本代表MF久保建英が、ピッチ外でも「大物ぶり」を発揮している。
ピッチ上の久保は、適切な位置取りや細かなタッチでのボール扱いといった細やかな部分での達者ぶりを見せることもあれば、思い切った決断を素早く下し、自分で仕掛ける大胆さも併せ持つ。その「キャラクター」は、ふだんの生活でも変わらないようだ。
久保のインスタグラムの公式アカウントは、119万1000人のフォロワーを持つ。オフで訪れた石垣島や海の写真も載せているが、ほとんどがサッカーに関するもので、日本代表のユニフォームに身を包んだ姿やラ・リーガでのプレーを投稿して、フォロワーを喜ばせている。
一方で久保は、タグ付けされた投稿にはしっかり反応するなど、律儀な面も見せている。その姿勢は、自身のアカウントでも変わらない。
自身のラ・リーガでの100試合出場を報告すると、レアル・ソシエダのチームメイトであるベニャト・トゥリエンテスのコメントに当然ながらスペイン語で返信。他の選手の反応にも、毎回絵文字や言葉を返している。
中には、もちろん日本の選手たちの反応もある。前述の100試合出場の報告に、フォルトゥナ・デュッセルドルフ所属で日本代表のチームメイトである田中碧が絵文字を送ると、久保は「髪切ったね」と返信。1ゴール1アシストと活躍した先週末のラ・リーガ第7節ジローナ戦の写真には、オランダのAZでプレーする菅原由勢が「トラバホエキーポ」とコメント。これに久保は、「trabajo en equipo」(チームワーク)と返している。