■残留に向けて一歩前進
そんな武藤を擁する神戸は、10月1日のJ1リーグ第31節でアビスパ福岡と対戦。両者ともに勝ち点31で、残留に向けた直接対決には大きな注目を浴びていた。
この大一番で先制に成功したのは神戸。GK飯倉大樹がロングパスを送ると、最前線にいた大迫勇也が後ろ向きのトラップによってボールを収める。そのまま流れるように汰木康也へ渡し、汰木がクロスを上げた。これに飛び込んだのは小林祐希。見事なヘディングシュートを放ち、移籍後初ゴールを奪った。
結局小林の得点が決勝点となり、チームは1-0で勝利。これでリーグ戦3連勝としており、残留に向けて勢いをつけている。