セルティックに所属する日本代表MF旗手怜央が衝撃的なミドルシュートを沈めた。
■エリア外から突き刺す
セルティックは10月1日、スコティッシュ・プレミアシップ第9節でマザーウェルと対戦。旗手の他にも日本代表の古橋亨梧と前田大然もスターティングメンバーに名を連ねた。
チームは前半15分、幸先よく先制に成功する。左サイドから上がったクロスにマット・オライリーがヘディングで合わせてGKに弾かれるも、こぼれ球に古橋が反応。今季7ゴール目を決めてリードを奪った。
好スタートを切ったセルティックだが前半のうちに追いつかれてしまう。前半36分、自陣エリア内で浮いたボールをヨシプ・ユラノビッチがバックパスするも、GKジョー・ハートとの間で連携ミスが発生して、ボールはゴールマウスへ。痛恨のオウンゴールでスコアは振り出しに戻っている。
前半を1-1で折り返すと、今季無得点の旗手が魅せる。後半19分、左ハーフスペースでショートコーナーを受けた日本代表が内側に切れ込んで右足一閃。ペナルティエリア外から放たれたストレート系のミドルシュートがネットに突き刺さり、嬉しい今季初ゴールをマークした。
日本代表MFの弾丸ミドルによって勝ち越したセルティックは、最後までリードを守り切って2-1で勝利。8試合を終えて7勝1分けとし、ライバルのレンジャーズに2ポイント差をつけて首位を走っている。