スポルティングに所属する日本代表MF守田英正が大車輪の活躍を見せた。
■前半のうちに2ゴールに関与
スポルティングは9月30日、プリメイラ・リーガ第8節でジル・ヴィセンテと対戦。守田はスタメン出場していた。チームは前節のボアヴィスタ戦に敗れており、2試合ぶりの勝利を目指していた中で日本代表MFが躍動する。
16分、右サイドからクロスを受けたヌーノ・サントスが、ペナルティエリア左からゴール前に向かってシュート性のパスを送る。これに反応したのは守田。勢いよく走るボールに対して体を投げ出し、先制点を奪ってみせた。これが自身にとって移籍後初ゴールとなっている。
前半のうちにチームは追加点を奪取する。22分、前線に抜け出した守田がペナルティエリアの左角で相手選手を背負いつつボールキープ。すると、最終ライン裏に走り出したペドロ・ゴンサウベスに向かってヒールパスを出した。これが背負った相手選手の股を抜けていき、ゴンサウベスが巧みなボールタッチからネットを揺らした。
守田の1ゴール1アシストの活躍でスポルティングが2-0で前半を折り返している。
後半に入っても2点差のまま試合は進むと、チームは82分に3点目を奪う。右サイドでボールを持ったリカルド・エスガイオが、裏に抜け出したロシーニャへスルーパス。これを受けたロシーニャはペナルティエリア中央から右足を振り抜き、決定的なゴールを決めた。
93分に1点を返されたものの、結果的にスポルティングが3-1で勝利を収めている。