■「このクラブとともに歩めることを誇りに」

 引用ツイートでも、清水とクラブへの共感が広がっている。

「断水地域に住んでいる選手もいるだろうに嬉しい」
「ベルマーレもサポーター含め何かできることは無いでしょうか」
「乗り越えましょうね!」
「このクラブのある街で育ったこと… このクラブとともに歩めることを誇りに」

 クラブだけではなく、選手も懸命に情報を発信している。西澤健太は給水活動地点のリツイートや、支援物資を配布している店舗を紹介するなど積極的。神谷優太も、水を手に入れられる場所を発信。かつて清水に所属し、現在はカマタマーレ富山でプレーする鎌田翔雅は、清水へと飲料水を送ったことを報告。その他、多くの選手が加わり、支援の輪が広がっている。

 今週末には、ジュビロ磐田との静岡ダービーも待っている。困難も乗り越えて、清水は力強く前進していく。

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