パリ・サンジェルマンは18日、リヨンとの一戦を1-0で制して、リーグアン首位を守った。決勝点を奪ったのはリオネル・メッシは、そのゴール以外でも世界に話題を提供している。
リヨンとのリーグアン第8節は、開始5分のメッシのゴールが決勝点となった。ネイマールにボールを出した後も足を止めず、戻ってきたボールを直接叩いてゴールネットを揺らしたのだ。
点差はそのままに90分間が終わったが、追加点が生まれたかに見えた場面があった。演出したのは、またもメッシだ。後半アディショナルタイム、ゴール前やや左からのFKをメッシが任された。鋭い弾道はポストを叩いたが、ゴール前に詰めていたのはセルヒオ・ラモス。こぼれ球をしっかり蹴り込んだのだが、ラモスのスタート位置がオフサイドだったとして、ゴールとは認められなかった。
確かにゴールが決まらなかったことは残念だが、この場面が世界中で話題になっている。世界的な人気ゲーム『FIFA』のようだと誰もが思い、中には本当にゲームではないかと思ったという声が上がっている。
確かに、蹴る瞬間の映像もゲームのようで、パリ・サンジェルマンの紺色、リヨンの白ともユニフォームの色が鮮やか。ボールの軌道に、それに応じて動く選手たちの様子まで、まるでゲームのように「よくできている」のだ。
この場面を見た世界中の人が、ゲームかのような錯覚を覚えたようだ。
「FIFAでメッシがこうやってFK蹴る場面、たくさん見た」
「いやいや、これFIFAでしょ」