レアル・ソシエダに所属する日本代表ＭＦ久保建英が２試合連続のアシストを記録した。相手に蹴られながらも、ハイプレスから先制ゴールをアシストしている。
■積極守備からアシスト
ラ・リーガ第６節レアル・ソシエダ対エスパニョールが現地時間９月１８日に行われ、ホームのソシエダが２−１の勝利を収めた。ソシエダではアレクサンデル・セルロートやダビド・シルバ、ブライス・メンデスやミケル・メリーノなどがスタメン入り。久保は２試合連続の先発出場となった。
先制点が生まれたのは前半１７分。久保が相手陣内左サイドの深い位置でエスパニョールDFフェルナンド・カレロにプレスをかけると、相手DFはＧＫアルバロ・フェルナンデスにバックパス。しかし、相手GKのトラップが大きくなってしまい、ボールはややルーズに。そこに足を伸ばしたのが久保だ。左サイドからそのままゴール前までプレスをかけにいっており、相手GKが慌ててボールを蹴ろうとするも、ボールと足は久保にぶつかる。そのままこぼれたボールを味方選手が押し込んで、ソシエダは先制点を記録した。積極守備が生んだ、ほぼ久保のゴールだった。
久保にとって、これが今季リーグ戦初アシスト。公式戦では２試合連続のアシストとなった。このアシストにツイッター上では「もうこれベンゼマの域だろ」や「天才型で守備頑張ってるとか惚れる」、「久保くんのゴールで良いよ」などの声があがった。
１９分にソシエダは失点するも、２９分に勝ち越しに成功する。ソシエダがまたもハイプレスから前線でボールを奪うと、メリーノがペナルティエリア手前でメンデスにパスを供給。メンデスは冷静にゴールへ流し込んだ。
