ドルトムントに所属するドイツ代表FWマルコ・ロイスがまたも国際主要大会前に負傷となった。ドルトムントのセバスティアン・ケールSD(スポーツ・ダイレクター)がロイスの怪我について話している。
■相手のタックルで負傷
ブンデスリーガ第7節、ボルシア・ドルトムント対シャルケが9月17日に行われた。ドルトムントは78分にマリウス・ヴォルフの左からのクロスをユスファ・ムココが頭で合わせて先制に成功。結局、このゴールが決勝点となりホームのドルトムントが1−0の勝利を収めた。なお、シャルケの日本代表DF吉田麻也はフル出場を果たしている。
17歳の逸材FWムココのゴールを守り切りレフィアダービー(ルールダービー)勝利となったドルトムントはこれで5勝2敗で、ウニオン・ベルリンを抜いて暫定首位に浮上している。しかし、ロイスの負傷により、ドルトムントの躍進に暗雲が立ち込めている。
それは、前半27分のことだ。ロイスはペナルティエリア手前で相手からタックルを受け、着地の瞬間に足首を捻ってしまった。そのまま倒れ込み立ち上がることができず、ロイスは担架で運ばれ負傷交代。スペイン版の『ESPN』がこの瞬間の動画を投稿すると、「これは酷い」や「これは良い状況ではない」などの声があがっている。
ドイツメディア『キッカー』が報じたところによれば、ケールSDが試合後にロイスについて言及。「最初は、我々にとってショックな出来事だった」と話つつ、「ロイスは足首の外側手根側副靭帯損傷と診断された。ワールドカップ出場が危ぶまれるような深刻なものではない」と強調している。さらにケールSDは「マルコは3、4週間離脱し、その後起用することができる」と離脱期間を明かしている。