ディエゴ・シメオネの息子でナポリに所属するFWジョバンニ・シメオネが移籍後&UEFAチャンピオンズリーグ(CL)初ゴールを決めた。米メディア『ESPN』の公式ツイッターが投稿したある画像が話題となっている。
■有言実行のキス
CLグループA第1節、ナポリ対リバプールが現地時間9月7日に行われた。ホームのナポリがリバプールを4−1で下して初戦白星発進となった。
試合は予想に反する展開となる。ナポリが開始5分にピオトル・ジエリンスキのPKで先制に成功すると、アンドレ=フランク・ザンボ・アンギサのゴールで追加点。すると44分、負傷交代のヴィクター・オシムヘンに代わって出場したシメオネが左からのボールをダイレクトで合わせてゴールを決めた。シメオネにとってこれがCL初ゴール、そしてナポリ初ゴールとなった。
さらに47分、ジエリンスキのこの日2ゴール目でナポリが4得点目を挙げる。49分にルイス・ディアスのゴールで失点するも、ナポリが4−1で勝利を収めた。イタリアクラブがリバプールに大量4得点で勝利したことで話題になったこの試合だが、シメオネのゴール後のパフォーマンスにも注目が集まっている。
米メディア『ESPN』がシメオネの画像をツイッターに投稿。シメオネの左腕にCLのロゴのタトゥーが入っていることを取り上げ、ゴール後にそのタトゥーにキスをしている画像を投稿している。
同メディアによると、シメオネは13歳の時にCLのタトゥーを入れたという。当時、両親の怒りを買ったが、シメオネはCLでゴールを決めた時にこれにキスをするためだと両親に話したという。そして、リバプール戦で有言実行となった。この投稿には2万以上のいいねがついており、「夢が叶ったんだ」や「なんて瞬間なんだ」などの声があがっている。