まさかの男の2ゴールだった。
前半、2点をリードされた東京に後半ゴールが生まれた。
塚川孝輝。
柏戦に続いて今シーズン2試合目の先発、塚川はゴールとは無縁のような印象だったが、シュート2本で2得点はうれしいだろう。
1点目は53分、バングーナガンデ佳史扶のフリーキックからこぼれてきたボールを左足で振り抜いた。もう一つは63分、松木玖生のコーナーキックを頭で合わせた。
「1点目は人がいっぱいいて、打てば何か起きると思ったので足を振ったらよいところにボールが飛んでくれた。2点目はファーサイドがちょっと低いとわかっていたので、あそこに飛び込めばと思っていた。よいボールをくれた玖生さんに感謝です」
優勝を目指す横浜Fマリノスのケヴィン・マスカット監督は勝点3を取れなかったことは残念とは言ったが、内容には満足していると語った。