■9月3日/ブンデスリーガ第5節 レバークーゼン 2ー3 フライブルク
現地時間の9月3日、ブンデスリーガ6試合が各地で行われ、サッカー日本代表・堂安律が所属するフライブルクがレバークーゼンと対戦した。
ベンチスタートとなった堂安が出場したのはハーフタイム明けの後半開始からだ。前半16分に先制されて1点ビハインドで折り返したチームは、逆転に向けて堂安を含めて2人を交代して後半45分に挑んだ。
そして後半3分と同6分に立て続けにゴールを決め、アウェイで逆転してみせる。しかし、後半20分に再び得点を許し、スコアはイーブンに。フライブルクは、一度は手にした白星の権利を失ってしまった。
それを打破したのが、堂安だ。後半27に得た右コーナーキック、キッカーが蹴ったボールをニアにいたMFヘフラーが頭でそらせる。ボールはファーへと流れるが、そこに詰めていたのが堂安だった。体を投げ出しながら足を必死に伸ばし、ボールを見事に押し込んだのだ。相手選手と競りながらも、気迫で押し込んだ勝ち越し弾だった。
シーソーゲームの様相を呈した試合だったが、堂安の点数以降はスコアが動かず90分間の経過を告げるホイッスルが鳴り響いた。日本代表MFの点数が決勝弾となっての勝利だった。