『ESPN FC』は『transfermarkt』の情報をもとに、今夏の移籍市場において、選手売却によって最も多くの売り上げを記録したクラブをランキング形式で紹介した。
■日本人所属クラブが複数ランクイン
10位にランクインしたのはリール。ニューカッスルに移籍したオランダ代表DFスヴェン・ボトマンの移籍金は今夏チーム最高額の3700万ユーロ(約51億6000万円)となっており、クラブ合計の売却額は9900万ユーロ(約138億円)を記録した。
7~9位はユベントス、バイエルン・ミュンヘン、リーズと続く。
(ただし、『ESPN FC』がランキング発表後、ユベントスのスイス代表MFデニス・ザカリアがチェルシーに期限付き移籍。その際に発生したレンタル料によって、ユベントスがバイエルンを追い抜いて8位になっている)
そして6~4位は日本人所属クラブがランクインした。
6位は日本代表FW三笘薫が今季からプレーしているブライトン。主力のスペイン代表DFマルク・ククレジャを6530万ユーロ(約91億円)でチェルシーに売却し、大金を“稼いだ”。クラブ合計額は1億1390万ユーロ(約158億9000万円)となっている。
5位は日本代表FW南野拓実が加入したモナコだ。今夏は逸材のフランス代表MFオーレリアン・チュアメニをレアル・マドリードに8000万ユーロ(約111億6000万円)で売却。これはマドリードにとって史上4番目の金額での獲得となっている。これはモナコ全体の1億1700万ユーロ(約163億3000万円)のおよそ70%を占めることとなった。
4位には日本代表MF守田英正を獲得したスポルティングが入った。ポルトガル代表MFマテウス・ヌネスや同代表DFヌーノ・メンデスをそれぞれウォルバーハンプトンとパリ・サンジェルマン(PSG)に移籍させ、クラブ合計1億1980万ユーロ(約167億2000万円)の売り上げを記録している。