■8月27日/ブンデスリーガ第4節 バイエルン・ミュンヘン 1ー1 ボルシアMG
現地時間8月27日、ブンデスリーガ第4節の6試合が各地で行われ、サッカー日本代表・板倉滉が所属するボルシアMGはアウェイでバイエルンと対戦。板倉はフル出場した。
ボルシアMGでここまで不動のスタメンとなり、さらに試合のたびに驚異の粘り強さを誇っていた板倉が、ドイツの絶対王者相手にもその鉄壁守備を披露。日本代表が対峙したのは、ドイツ代表FWのトーマス・ミュラーやレロイ・サネ、セネガル代表FWのサディオ・マネなど強力攻撃陣だったが、通用するところを見せつけた。
中でも話題になったのは、前半32分の場面だ。バイエルンの10番・サネが、ペナルティエリアでボールを持つ。ボルシアMGの選手を一人かわすと、GKと1対1の状況に。バイエルンにとっては決定機で、ボルシアMGにとってはピンチだった。
そこに、外からスライディングしたのが板倉だ。サネはそれをいなすと、再びシュート体制に。素早く足を振り抜いたのだが、そこにまたしても板倉が足を伸ばした。サネのシュートは日本代表DFの足に当たってはね返された。相手チームの決定機を2度構えのスライディングで完全に潰したのだ。